エチオピアがわかる本『エチオピアのユダヤ人 イスラエル大使のソロモン作戦回想録』(アシェル・ナイーム)
エチオピアの歴史の一面を知るという点で面白い本です。
エチオピアにはベタ・イスラエル、ファラシャと呼ばれるユダヤ人がいます(ファラシャとは主に、非ユダヤ人がエチオピアに住むユダヤ人を呼ぶ際
エチオピアがわかる本:アベベものがたり Abebe Bikila
ちょっと高齢の日本人であれば誰でも知っているアベベ・ビキラを紹介する10ページのマンガです。
なぜ、「高齢な日本人であれば」なのかというと、1964年に開催された東京オリンピックのマラソンの金メダリストだからです。 ...
エチオピアがわかる本:約束の旅路
かつて「モーゼ作戦」というものがありました。
この作戦は、エチオピアに飢饉が起きた1984年から翌年にかけて、イスラエルがエチオピア系のユダヤ人(ファラシャ)を極秘に飛行機でイスラエルに「救出
エチオピアがわかる本:ランボーとアフリカの8枚の写真
著者の鈴村和成さんは横浜市立大学の名誉教授。
フランス文学の研究者で、ランボーを専門としている方です。
ウィキペディアによると、1991年のアルチュール・ランボー没後100年に
エチオピアがわかる本:福井勝義『認識と文化』感想
日本のエチオピア研究の第一人者とも言われる福井勝義先生の書籍です。
この本は1991年に出版された本なのですが、今でも新鮮な発見がある本です。
福井先生がエチオピアのボディとい
エチオピアがわかる本:ケイコ・キーン『消えた王国 王朝時代最後のエチオピア滞在記』感想
まず、著者のキーン・ケイコさんという方は、イギリス人の詩人であり、日本の大学でも教鞭をとっておられたデニス・キーンさんの奥様です。
デニス・キーンさんはエチオピアの大学でも教えていた経験が
エチオピアがわかる本:『マスカルの花嫁ー幻のエチオピア王子妃』(山田一廣)
1931年、エチオピアの皇帝ハイレ・セラシエ1世は外務大臣で日本の公爵に相当するヘルイ・ウォルデ・セラシエを団長にした使節団を日本に派遣した。
ヘルイ使節団に随行した皇室の縁戚者アラヤ・ア
エチオピアがわかる本:『獅子は倒された エチオピア革命と愛』(ユゲット・ペロル)
エチオピアのことを知らない人が読んだら単なる、遠い国のフィクションにしか思えないようなお話ですが、皇帝ハイレ・セラシエが統治するエチオピア帝国の最期に、人々、特に若者がどのような感情をいただき、何を考