モザンビークで貨物コンテナの中から60名以上のエチオピア人死者が見つかる
アルジャジーラ（Aljazeera）ウェブ版（2020年3月25日）からの記事
More than 60 people found dead in cargo container in Mozambique
移民者と思われるエチオピア人64名が貨物コンテナの中で死亡しているのがモザンビークの北西部テテ州で見つかった。
警察と移民管理局がマラウィから入国したトラックを3月24日の早朝に停めたところ、中からコンテナを叩く音が聞こえた。
コンテナの中を確認したところ、64体の死体に混じって14名の生存者が確認された。
死因は窒息死と考えられている。
トラックの運転手と助手は逮捕され、警察は密入国を仲介した人物を探している。
モザンビークは南アフリカに移住を希望するアフリカ諸国の人々の密入国ルートになっており、南アフリカは貧困に苦しむ人々をアフリカ各国から惹きつけている。
南アフリカ近隣のレソトやジンバブウェからの密入国者が多いが、今回のように距離が離れたエチオピアなどからも南アフリカへの密入国者は増えている。